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関東シーエス株式会社
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最近の傾向は?
キヤノン製品の修理に従事して24年になります。
最初は大型複写機の修理から始まったのですが、昔は機械単体で動くものが多かったのに対して、現在は複合機として一台でいくつかの仕事をする機械やパソコンのネットワークの中で使われるものが多くなりましたね。ですから、修理後の動作確認も最低限パソコンにつないで確認をするようになりました。

製品の動向としては、この2、3年でとにかくプリンター(BJ、レーザー)が増えました。例えば、年賀状は以前は「ミニコピア」などの複写機を使われていた場合が多かったのですが、最近は手軽にカラープリンターで印刷出来るようになりましたしね。修理の現場も以前は複写機主体からプリンター主体に変わってきました。
ファックスは普通紙対応に変わってきたことによって、インクを使うことから、その部分のトラブルが出てきましたね。

機械自体は構造的に簡素化されてきている傾向にあります。以前はプリンターなどもネジが多く使われていたのですが、今はハメコミ式になってきています。それは廃棄後にプラスチックを再生できるようにという配慮があるようですね。
その一方でネジが多かった時代に比べて構造的に見えづらいという面もあります。

新製品への対応など

製品の種類は確かに多くなりました。ただ、例えばプリンターでも製品に系統があってベースは共通しているというものもありますので、その系統別に構造を勉強するということになりますね。

次々と新製品が出てきて、それらに対応できるようにするための修理技術の勉強は、まずマニュアルを熟読することが基本ですね。また技術講習に参加して勉強しています。でも一番、大切なのは実践であらゆるケースを経験することではないでしょうか。やはり実践に優る勉強はありませんね。

一番難しいケースは、故障とされている現象が出ていない時です。過去の事例集をもとに検討してみますが、修理をするに当たっての原因の究明ができないということですから。そのようなときは一旦お客様にお戻しして様子を見ていただくこともあります。

トラブルを減らすための豆知識

最近はパソコン初心者の割合が多くなってきていますが、プリンターなどをお買いになったときにはマニュアルをよく読んでみると良いと思います。なかなか面倒で読まない方が多いのですが、実は、その説明書を良く読んでみると解決するトラブルなども多いんです。使い方など操作方法に起因するトラブルは防げる訳ですね。
私自身も電気製品を買ったときに、面倒だと思いながらも、なるだけマニュアルをじっくりと読むようにしていますけれども(笑)

プリンターについては年賀状の印刷の他はあまり使用しないような場合には、インクのヘッドが乾いてインクが噴き出せなくなってしまうことがあります。少量でも定期的に印刷してみるのが、故障の発生も全然少なくなりますね。インクの保護テープを張りなおして保管ケースに入れておくのも良いと思います。

使用する環境も大切です。まず直射日光を避けるということ。ホコリも大敵です。ホコリがプリンターのローラーなどに混入すると、上手く紙を吸い込まなくなることがあるんです。長期間使わない場合にはカバーなどをかけておくといいですね。
あとは湿気。紙自体に湿気があると紙にコシがなくなって紙がアコーディオン状になってしまうことがあります。

あと製品は水平の状態で使うことを前提に出来ているので、水平な場所で使っていただきたいですね。以外と場所の関係で水平な場所で使われていない場合も多いようなのです。スキャナでも水平にローラーが動くように出来ていますし、プリンターでも水平に紙を引っ張って行けないということで紙詰まりの原因になりやすいのです。

修理サービス業務の面白さとこれからの目標

修理の技術の面以外に、お客様へのサービスという面では、修理の内容を分かりやすく説明することを心がけています。特に初心者の方、高齢の方も多いので、「まずスイッチを入れて・・・」というところから説明を初めるというように、お客様が初心者であれば、自分も初心者のなったつもりで説明することを心がけています。

困難な修理が解決して直ったときの満足感、そしてお客様から「ありがとうございました」という言葉を頂いたときが、この仕事をしていて一番嬉しいときですね。

もともと機械を触るのが好きで、子供の頃は模型を作る事が大好きでした。でも、この仕事は手先が器用・不器用の問題とかよりも、根気強さとか観察力が大切だと思います。そして、製品の修理を通して得た発見を喜びと感じています。

また、使い捨て感覚で捉えている方も多いこの時代に、修理した製品がまた社会に戻って活躍するという資源の有効活用の側面もあると思います。人によっては古い製品を大事に使われている方もいますね。

これからも課題・目標は、新製品に対応出来るような修理技術の勉強をして行きたいですね。修理技術者も生涯学習の時代、製品と一緒に自分もバージョンアップしていきたいですね。

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